熊本市で新たに20代女性感染確認 感染経路不明 新型コロナ
2020年4月3日 22時47分新型コロナウイルス
熊本市は東区に住む20代の女性が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
熊本県内で感染が確認された人は合わせて18人になりました。
新たに感染が確認されたのは熊本市東区に住む20代の学生の女性です。
熊本市によりますと、この女性は３月28日に下痢の症状が、３日になって腹痛と発熱の症状が出て、検査の結果、感染が確認され、市内の感染症指定医療機関に入院しました。
女性は先月26日から30日まで関西方面に滞在し、30日の午後１時50分に関西国際空港を出発する便に搭乗して熊本空港に移動したあと、午後３時半ごろ九州産交バスが運行するリムジンバスに乗車して、帰宅したということです。
熊本市の大西市長は「感染経路がわからない感染者が確認され、緊張感がある。女性が利用したと思われる交通機関に乗った人で、症状がある人は積極的に帰国者・接触者相談センターに相談してほしい」と呼びかけています。
熊本県内では３日に合わせて３人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、１日に感染が確認された人数としては最多となり、これまでに感染が確認された人は合わせて18人になりました。
