熊本 入院患者の感染確認 新規の外来など停止へ 県内19人に
2020年4月4日 23時38分新型コロナウイルス
熊本市は熊本市南区の済生会熊本病院に先月半ばから入院していた40代の女性の新型コロナウイルス感染が新たに確認されたと発表しました。
病院は医師や看護師などの検査を行うため新規の外来や入院を停止することにしています。
これで、熊本県内で感染が確認されたのは19人となりました。
新たに感染が確認されたのは、熊本市南区に住む40代の女性です。
この女性は、先月14日から熊本市南区にある済生会熊本病院に別の病気で入院していましたが、今月１日になって発熱の症状が出て検査の結果、感染が確認され４日、市内の感染症指定医療機関に入院しました。
済生会熊本病院は400床ある熊本市の総合病院の１つですが、女性と接触した可能性がある医師や看護師などの検査のため６日から新規の外来や入院は停止するということです。
これで熊本県内で感染が確認されたのは19人となりました。
熊本市の大西市長は市役所で開いた会見で「院内感染が発生したとはいまの段階では言えないが、関係者の検査を進める。
市内では感染が拡大しているので市民の皆さんにはあす以降も不要不急の外出は控えるよう強く要請する」と述べました。
