04月17日 17時47分
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で利用者数が減少しているため、
熊本市に本社を置く「九州産交バス」は、福岡などを結ぶ高速バスについて減便や休止するほか、減便の期間を延長することを決めました。
熊本市西区に本社を置く九州産交バスによりますと、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今月１日から１０日間に熊本と福岡を結ぶ路線をはじめ多くの都市を結ぶ高速バスは、前の年の同じ時期に比べて利用者がおよそ３割減少しているということです。
このため九州産交バスでは、新たに熊本と福岡や宮崎を結ぶ便などでさらに減便数を増やしたり、熊本と長崎県の佐世保を結ぶ便を休止したりするなどの措置をとることを決めました。
減便の期間は、当初は今月２４日までとしていましたが、ほとんどの路線で、緊急事態宣言の期限となる来月６日まで延長を決めたということです。
一方熊本市内の路線バスは、現時点で、通常通り運転しているということです。
九州産交バスは、減便の対象となる時刻などについて最新の運行状況をホームページなどで確認するよう呼びかけています。
熊本市電は、減便すれば密度が高まり、感染のリスクは高くなるとして、
今のところ通常通り運転しているということです。
