05月08日 22時56分
熊本市は、８日、東区に住む２０代の医療機関で働く男性が新型コロナウイルスに
感染していることが新たに確認されたと発表しました。
県内で感染が確認されたのは１２日ぶりで、これで４８人になりました。
感染が確認されたのは、熊本市東区に住む２０代の熊本地域医療センターで働く臨床検査技師の男性です。
この男性は、先月（４月）２３日に感染が確認された、同僚の臨床検査技師の濃厚接触者で、２４日に検査をしていましたが、結果は陰性でした。
その後、今月２日までの２週間の健康観察期間中には症状はありませんでしたが、
今月３日と４日に発熱の症状が出たということです。
その後は、症状が治まったことから７日、地域医療センターにいったん出勤したものの、念のため午前中に帰宅し、８日検査を受けた結果、感染が確認されたました。
熊本市によりますと、この男性の同居家族の検査を行っているということで、熊本地域医療センターは、１０日にも今後の対応を決定するということです。
これで県内で感染が確認された人は４８人になりました。
大西市長は会見で「感染者数が落ち着きを見せているなか、新たな感染が確認され
かなり深刻に受け止めている。この土日も、気を緩めることなく、できる限りの外出自粛をお願いしたい」と呼びかけていました。
