休業要請を２１日から全面解除
05月19日 16時53分
キャバレーなど一部の業種を対象に、熊本県が実施している休業要請について、
県は当初の方針どおり、２１日の午前０時からすべて解除することを正式に決定しました。
蒲島知事は、１９日午後、会見を開き、ここ１週間で県内で新たな感染者が確認されなかったことにふれ、「油断はできないが、現状、新型コロナウイルスの県内の感染は抑えられている」という現状認識を示しました。
そして、キャバレーといった接待を伴う飲食店やカラオケ店などを対象に実施した県の
休業要請について、当初の方針どおり２１日の午前０時からすべて解除することを正式に決定したと発表しました。
そして、営業再開にあたっては人との間隔はできるだけ２メートル空けることなど、
県が作成した感染防止のチェックリストの徹底を呼びかけました。
このほか、蒲島知事は、医療提供体制についても説明し、１９日までに県内の医療機関で３７８の病床を確保したほか、軽症者などの宿泊療養施設を８６７室確保したことを明らかにしました。
県は病床数について今後、４００床程度まで増やすことを目標にしており、ＰＣＲ検査件数の拡大や検査のための専用プレハブ診療棟の設置など、検査体制の強化についても取り組みを進めていくことにしています。
