masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

ゆりかご預け入れ昨年度は11人

05月29日 17時55分
熊本市の民間病院が全国で唯一、運営しているいわゆる「赤ちゃんポスト」に、
昨年度預けられた子どもは11人で、開設から13年間であわせて155人となりました。

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熊本市西区にある慈恵病院は、平成19年度から「こうのとりのゆりかご」という名前で、親が育てられない子どもを匿名で受け入れるいわゆる「赤ちゃんポスト」を全国で唯一、運営しています。
29日は、設置を許可した熊本市が会見を開き、昨年度の預け入れ件数を公表しました。
市によりますと、昨年度は、前の年度より4人多い11人が預けられたということで、
運用開始から13年間であわせて155人となりました。
預けられた当時の子どもの健康状態や出産場所など具体的な状況については、市が設置した専門部会によるゆりかごの運用状況の検証が行われたあと毎年、公表されています。
しかし、ことしは、新型コロナウイルスの影響で専門部会は延期されており、
市は開催後に、発表したいとしています。
市の会見後、病院で会見を開いた慈恵病院の蓮田健副院長は、「前年度よりも増えたが、もともと年に30件ほどの預け入れを想定していたので、自分としてはまだまだ少ない印象だ。昨年度、増えた要因としては、内密出産制度の導入や韓国の視察について報道に取り上げられる機会が多かったことが考えられる」と話していました。