masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熊本で24時間雨量が300ミリ超 土砂災害や川の氾濫に厳重警戒を

2020年7月11日 19時04分大雨
活発な前線の影響で、岐阜や長野、熊本などで激しい雨が降り、特に熊本県ではこの24時間の雨量が300ミリを超え再び大雨となっています。
記録的な豪雨の被害を受けた九州などでは、各地で地盤が緩み川の堤防が傷んだ場所があるなど災害の危険性が非常に高い状態が続いています。
これから12日にかけて局地的に非常に激しい雨が降る見込みで、土砂災害や川の氾濫に厳重に警戒し、早めに安全を確保するようにしてください。

気象庁によりますと、活発な前線と日本海にある低気圧の影響で、西日本から東北にかけての広い範囲で大気の状態が不安定になり、各地で雨雲が発達しています。
午後6時までの1時間には、
岐阜県恵那市国土交通省が設置した雨量計で47ミリ、
▽長野県の御嶽山で38.5ミリのいずれも激しい雨を観測しました。
▽また、熊本県山都町では27ミリの強い雨が降りました。

熊本県ではこの24時間に降った雨の量が300ミリを超え大雨となっていて、県内のほぼ全域に「土砂災害警戒情報」が発表されています。
これまでの雨で、岐阜県と長野県、佐賀県大分県、宮崎県、徳島県でも「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。

今後の雨の見通しです。

前線がゆっくりと南下し、東北には低気圧が近づくため、
▽西日本と東日本では12日明け方にかけて
▽東北では12日昼すぎにかけて雷を伴って激しい雨が降る見込みです。

特に
▽九州北部では11日夜遅くにかけて、
▽東海では11日夜遅くから12日未明にかけて、局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。

12日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
▽九州北部で150ミリ、
▽東北で120ミリ、
▽東海と近畿で100ミリと予想されています。

記録的な豪雨に襲われた九州などでは各地で地盤が緩み、川の堤防が傷んだ場所があるなど災害の危険性が非常に高い状態が続いています。

気象庁は、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風にも十分注意するよう呼びかけています。

西日本と東日本では低気圧の接近や前線の北上に伴って13日以降も大雨となるおそれがあります。
今回の一連の豪雨では、短時間のうちに状況が急激に悪化するケースが相次いでいます。
今後、いったん雨が弱まったとしても、油断することなく、早めに安全を確保するようにしてください