07月21日 20時50分
熊本市南区に住む２０代の女性が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。
熊本県内に住む人の感染が確認されたのは２日連続で、県内での感染確認は５２人となりました。
新たに感染が確認されたのは熊本市南区に住む２０代の会社員の女性です。
女性は今月１５日に福岡県を訪れ、すでに福岡県で感染が確認されている女性２人を含む友人３人と会っていて、２０日、友人から感染したという連絡を受けたということです。
女性は２０日夜、３７度の発熱と咳の症状が出て、２１日、熊本市内の帰国者・接触者外来を受診し、感染が確認されました。
女性は、今月１７日から２０日までバスで通勤していましたが、友人からの連絡を受けて、２０日は徒歩で帰宅し、２１日は自宅で休んでいたということです。
女性は気管支炎の基礎疾患があり、現在、咳の症状がありますが、発熱はなく、今日中に熊本市内の感染症指定医療機関に入院するということです。
熊本市は女性と同居する家族が濃厚接触者にあたるとみて、２２日までに検査を行うことにしています。
県内で新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、５２人となりました。
熊本市の大西一史市長は「きのうに続き県境を越えた移動による感染が確認されたので、拡大状況を見て移動には注意してほしい」と話していました。
