07月23日 18時25分
熊本県の荒尾市役所に勤務する２０代の女性職員が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、県内での感染確認は５５人となりました。
職員は災害廃棄物の対応を行っていましたが、市民との接触はなかったということです。
熊本県によりますと、新たに感染が確認されたのは、荒尾市役所に勤務する２０代の女性職員です。
女性は、今月１５日と１８日に自家用車と電車を使って福岡市や佐賀市に買い物に出かけていて、１９日の夜に３７度３分の熱などの症状が出たということです。
翌日県内の医療機関を受診したあとは仕事を休んでいて、２２日再度医療機関を受診し、検査を受けた結果、感染が確認されました。
現在は頭痛の症状があり、２３日中に熊本市内の感染症指定医療機関に入院するということです。
市によりますと、女性は発熱した日は休日出勤をして、マスクをしながら豪雨で出た災害廃棄物の対応を行っていましたが、市民との接触はなかったということです。
県は、女性の家族ら３人が濃厚接触者にあたるとみて、２４日までに検査を行うことにしています。
これで、県内で新型コロナウイルスに感染したことが確認されたのは５５人となりました。
