2020/11/16 19:30 (JST) ©株式会社熊本日日新聞社
熊本県阿蘇市一の宮町中通の田んぼで16日、ナベヅル12羽が確認された。
シベリアから越冬地の鹿児島県出水市に向かう途中とみられ、辺りを警戒しながら落ち穂をついばんでいた。
しきりに餌を食べているのを見て、近くに住む山口澄雄さん(79)は「腹のすいとるんだろう。
久しぶりにツルを見たので、いいことが舞い込みそう」と写真に収めていた。
日本野鳥の会県支部の山本和紀副支部長(72)=熊本市=は「阿蘇市では数年おきに目撃情報がある。
1、2日で飛んでいくのでは」と話した。(山下友吾)