2020/11/17 11:00
西日本新聞 熊本版 佐藤 倫之
冬の足音が近づく中、阿蘇山上の草千里(熊本県阿蘇市)の展望所には、県内外から観光客や写真愛好家が詰めかけ、刻々と変わる落日の風景を愛でている。
この時季、外輪山への日没は午後5時半ごろ。青空が広がった13日も、夕日が沈むと、西の空はあかね色から紫色へと変わった。
最近買ったカメラで朝は雲海、昼間は紅葉を撮影して回ったという同市の会社員(49)は、盛んにシャッターを切りながら「空の色って、刻一刻とこんなに変わっていくんですね」と話していた。
(佐藤倫之)