熊本日日新聞 | 12月16日 19:59
熊本県と熊本市は16日、新たに25人(熊本市14、八代市3、菊陽町2、菊池市、山鹿市、玉名市、宇城市、大津町、益城町各1)の新型コロナウイルス感染を確認したと発表。
県内の感染者数は計1342人(うち熊本市732人)となった。
熊本市は、中央区の飲食店とバーを訪れた団体客11人(男7、女4)のクラスター(感染者集団)発生も発表した。
クラスターは同市で15例目、県で19例目。
会食によるクラスターは県内2例目。
団体客は同区の飲食店の同僚15人で、8日に2店を訪れ、40代と20代の従業員2人と、20代のアルバイト学生9人の感染が判明した。
市によると、16日に発表した14人は会食クラスターの3人を含む20~80代の男女。
新市街の「クラブ ゼロ」のクラスターは利用客が3人増えて23人に。
下通の「バー ルーム アウル」も利用客1人増の9人になった。
県によると、菊池市と山鹿市の10代男性2人は菊池高生。同校の感染者は計8人(生徒7、教職員1)となった。
県教委は接触者全員の陰性確認まで、臨時休校を続ける。
県警も、熊本市が15日に公表した北区の30代男性が熊本南署生活安全課の警察官と発表。
同署の感染者は8人、県警全体では13人となった。自宅待機中の同署員らは39人。
16日午前10時時点の入院患者は前日比8人増の152人(重症7、中等症21、軽症108、無症状16)。
病床稼働率は2・0ポイント増の38・0%。
ホテルでの宿泊療養は1人増の33人。(潮崎知博、高宗亮輔、丸山宗一郎)