2020年12月16日 18:37 現在
今月に入り急速な感染拡大で医療機関も厳しい状況です。
熊本市唯一の感染症指定医療機関である熊本市民病院では、新型コロナ感染者専用の病床がギリギリの状態となっています。
「この１週間、連日２０人以上の患者さんが毎日出るという状況で、ほぼ満杯のような状況がいま現実にある」（熊本市民病院 高(表示できる文字に置き換えています)田明院長）
市民病院では新型コロナ患者向けに３６の病床が準備されていますが、１４日は３３病床が使用されほぼ満床状態にあります。
このため熊本市は軽症者をホテル療養などに切り替える対策を講じています。
高田院長は他の医療機関の協力もあり、医療体制が直ぐにひっ迫する状況にはないとしながらも現在の感染状況に危機感を示しました。
「ひっ迫ではないという状況ではあるけれど、このまま（増加傾向が）続けば、うちの病院としてもスタッフがどこまで頑張ってくれるかと心配しています」
（熊本市民病院 高(表示できる文字に置き換えています)田明院長）
