01月12日 19時43分
熊本県と熊本市は１２日、県内で新たに６６人が新型コロナウイルスに感染していることがわかったと発表しました。
感染が確認されたのは、熊本市で３６人、そのほかの市と町で３０人のあわせて６６人でした。
このうち、今月８日にクラスターが発生した甲佐町の特別養護老人ホーム「桜の丘」では、新たに
入所者と職員あわせて７人の感染が確認されました。
県によりますと、最近の感染状況について発症から数日して感染が判明するケースや、感染しても症状がない
ケースも目立っていて、家族内や企業内での感染が広がる要因になっているということです。
県内で感染が確認されたのはこれで、のべ２５７４人となりました。
また、１２日午前１０時時点の県内の病床の使用率は６２.４％で、過去最高となっています。
一方、熊本市によりますと、熊本市内の病床の使用率は、今月８日時点で８４.９％で、医療の提供
体制は危機的な状況にあり、１０日、市独自の「医療非常事態宣言」を発令しています。
