04月22日 11時56分
全国有数のスイカの産地として知られる県北部の鹿本地域で、スイカの収穫と出荷が最盛期を迎えています。
熊本市北区植木町と山鹿市では、春から初夏にかけて出荷するスイカの生産が盛んで、400軒余りの農家が、ハウス栽培に取り組んでいます。
ことしも2月末から始まった収穫と出荷が最盛期を迎えていて、山鹿市鹿央町の前田博智さんのハウスでも収穫作業に追われています。
前田さんは家族や従業員とともに、つるを手でもいで7キロほどの重さに育った大玉のスイカを1つ1つていねいに収穫し、トラックに運び込んでいました。
前田さんは「ことしは太陽の光をたくさん浴びて、例年よりひとまわり大きくおいしく育ちました。
コロナ禍が続いていますが、スイカを食べて元気になってほしいです」と話していました。
JAによりますと、ことしは天候に恵まれ、日照量が多かったことから生育が早く、全体的に大玉で、糖度も12度前後と甘く上質のスイカに仕上がっているということです。
スイカの収穫は6月まで続き、今シーズンは全国の市場に向けて、およそ175万玉の出荷を見込んでいます。
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