masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

白タヌキ出没、住民ら温かく見守り 苓北町

2021/6/1 16:39 (JST)
©株式会社熊本日日新聞社

苓北町内に出没する白いタヌキ(右)=同町(松野福承さん提供)

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熊本県苓北町富岡で、白いタヌキが出没したと近隣住民の間で話題になっている。
2月ごろから町内に現れるようになり、住民らが温かく見守っている。
近くに住む松野福承さん(74)によると、日が暮れると4匹のタヌキが現れ、うち白い個体が1匹いるという。
松野さんは4月中旬、友人のカメラマンと撮影に成功した。
熊本博物館(熊本市)の清水稔学芸員(50)によると、色素が少ない白変種。
突然変異で白化する「アルビノ」の場合は鼻がピンク色になるため、今回の個体とは異なるという。
タヌキは家族や近くにすむ個体と行動を共にする習性があるといい、清水学芸員は「それぞれが行動圏を持っており、4匹は家族ではないか」と推測。
「白い個体は攻撃対象になりやすいが、縄張りにいれば安全かもしれない」と説明する。
松野さんは今もタヌキの様子を観察し続けており、「珍しくて見に来る人がいるかもしれないが、そっと見守ってあげてほしい」と話している。(米本充宏)