masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

タコつぼ作り最盛期 苓北町の窯元

2021/6/19 11:26 (JST)6/19 11:30 (JST)updated
©株式会社熊本日日新聞社

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製造のピークを迎え、積み上げられたタコつぼの山=苓北町
手作業でタコつぼを成形する職人たち=苓北町
タコの産卵期の夏場を前に、熊本県苓北町の窯元「内田皿山焼」で、タコつぼの製造が最盛期を迎えている。
敷地には地元の土で作られた薄茶色のタコつぼがずらりと積み上げられ、出荷を待っている。
タコつぼは、タコの産卵場所として海底に沈められる。プラスチック製品もあるが、同窯元では、地元の山や田んぼで取れる性質の異なる2種類の赤土を混ぜて焼き上げたタコつぼを、年間5万個製造。
このうち3万5千個が産卵用、1万5千個が捕獲用だという。
タコつぼは高さ25センチ、胴径17センチ。職人が手作業で成形し2週間ほど乾かした後、登り窯で焼く。
天草をはじめ、九州各地に販売される。木山健太郎社長(46)は「天草の自然の土を使っており、海底で割れても、環境に優しい」と話している。