１０日昼すぎにかけ激しい雨のおそれ 土砂災害に厳重警戒を
07月09日 18時32分
熊本県では１０日明け方から昼過ぎにかけて局地的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降るおそれがあります。
県内では降り始めからの雨量が２００ミリを超えていることもあり、気象台は土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。
熊本地方気象台によりますと、梅雨前線が対馬海峡付近から本州にのびて停滞しています。
この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が非常に不安定となっていて、県内では１０日明け方から昼過ぎにかけて、局地的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降るおそれがあります。
降り始めから９日午後５時までの降水量は阿蘇市乙姫で２４６.５ミリ、山都町で１１５.５ミリ、高森町で１１３.５ミリとなっています。
１０日午後６時までに予想される降水量は、いずれも多いところで１時間で７０ミリ、２４時間で２００ミリと予想されています。
熊本地方気象台は、これまでの大雨で地盤の緩んでいるところがあり土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒することを呼びかけています。
