2021年10月10日 17:57 現在
山鹿市では、子どもたちが手作りしたランタンが秋の夜を彩りました。
夜の暗闇に浮かび上がるろうそくの淡い光。
山鹿市にある方保田東原遺跡公園では9日夜、今年で12回目となるランタンフェスティバルが開かれ、多くの家族連れで賑わいました。
会場に並ぶのは、星や花などの形がくり貫ぬかれたランタンおよそ500個。
地元の園児や児童が紙パックを使って手作りしたものです。
遺跡のことをもっと知ってもらおうと、国の重要文化財でもある巴形銅器と呼ばれる出土品がランタンで表現されました。
「とても綺麗だったし、楽しかったし、みんなと会えて嬉しかったです」(ランタンを作った小学生)
集まった人たちは、ランタンの優しい灯りを見つめ、秋の夜を楽しんでいました。