masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

太陽光発電「令和の公害」 温暖化防止の大義で里山無残

太陽光発電「令和の公害」 温暖化防止の大義里山無残 土砂流出、住民トラブル… 法規制なく専門家警鐘 熊本
2021/11/6 08:30 (JST)

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熊本県南関町小原の大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設現場で8月、大雨によって大量の土砂が農地や河川に流出した。
2050年の脱炭素化達成に向け、政府は再生可能エネルギー導入を「最優先」に掲げるが、各地の太陽光発電施設では土砂災害や住民とのトラブルが発生。
地球温暖化の防止という大義の裏で、ホタルが住む清流や里山が切り開かれる矛盾も。
専門家は「令和の公害」と断じ、法整備を求めている。
南関町では南関ソーラーファーム(福岡県飯塚市)が雑木林などを切り開き、約40ヘクタールに出力40メガワットの太陽光発電所を建設する計画を進めている。
しかし、8月の大雨などで露出した山肌がえぐられ、大量の土砂が河川や農地に流れ込んだ。
里山や田畑、河川への被害は深刻。生態系への影響は計り知れない」。
現地視察した熊本学園大の宮北隆志教授(生活環境学)は、環境への配慮のない再エネ施設の開発に警鐘を鳴らす。