masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

高級干し柿、贈答用に作業ピーク 天草市五和町

高級干し柿、贈答用に作業ピーク 天草市五和町 「芹生柿」使用で甘み強く
2021/12/2 06:03 (JST)
© 株式会社熊本日日新聞社

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温度や湿度が管理された干し場につるされた「芹生柿」=天草市
熊本県天草市五和町手野地区の「芹生[せりう]柿」を使った特産の高級干し柿作りがピークを迎えた。
高い糖度が特徴で、年末年始の贈答用として、12月下旬の出荷を目指し作業が進んでいる。
芹生柿は1個が350~700グラムと大きく、甘みの強い干し柿ができる。
1993年に地元の民家で見つかった珍しい品種を、2008年から接ぎ木で増やした。
現在は約30人が栽培しているという。
地元生産組合の一員で加工・販売まで手掛ける「ディープブルー天草」では11月30日、400グラム前後に育った約100個を収穫し、手作業で皮をむいて、温度や湿度が管理された干し場につるした。
30~40日で、糖度60度以上のルビー色の干し柿に仕上がる。
同社によると、今年は梅雨入りが2週間ほど早く、日照不足や長雨で実が落ちて、収穫量は例年の1~2割の約500個の見込み。池崎祐太専務(35)は「残った実はしっかり手入れし、色も大きさも申し分ない。
おいしい干し柿を味わってほしい」と話す。
大きさにより1個1080円と1620円。3個入り、6個入りで販売する。
同社TEL0969(34)0711。(平井智子)