12月03日 17時51分
3日午前6時半すぎ、東部・富士五湖を震源とする地震があり、大月市で震度5弱を観測するなど県内の広い範囲で揺れを観測しました。
また、この地震の前にも大月市で震度4と震度3を観測するなど、県内では未明から朝方にかけて揺れを感じる地震が相次ぎました。
3日午前6時37分ごろ、東部・富士五湖を震源とする地震があり、大月市で震度5弱を観測するなど県内の広い範囲で揺れを観測しました。
県内各地の震度は震度5弱が大月市、震度3が甲府市、富士吉田市、都留市、山梨市、北杜市、笛吹市、上野原市、甲州市、富士川町、道志村、西桂町、忍野村、山中湖村、鳴沢村、富士河口湖町、小菅村、丹波山村となっています。
気象庁の観測によりますと、震源地は東部・富士五湖で、震源の深さは19キロ、地震の規模を示すマグニチュードは4.8と推定されています。
また、この地震の前の午前2時18分ごろには大月市で震度4、午前2時23分ごろにも大月市で震度3を観測する地震があるなど、県内では未明から朝方にかけて揺れを感じる地震が相次ぎました。
気象庁は午前8時40分から記者会見を開きました。
「揺れの強かった地域では落石や崖崩れなどが起こりやすくなっている可能性がありますので、今後の地震活動に注意してください。
過去の事例では大地震発生から1週間程度の間に同程度の地震が発生した事例が1〜2割あることから、揺れの強かった地域では地震発生後1週間程度、最大震度5弱程度の地震に注意してください。
特に地震発生後2〜3日程度は規模の大きな地震が発生することが多くあります」。