masami71の日記

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8・8キロの架橋「八代・天草シーライン」早期実現を 

8・8キロの架橋「八代・天草シーライン」早期実現を 上天草市で初の推進大会
2021/12/13 18:43 (JST)
© 株式会社熊本日日新聞社

八代・天草シーライン構想の早期実現に向けて関係者らが機運を高めた推進大会=上天草市

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熊本県の八代-天草間を橋で結ぶ「八代・天草シーライン」構想の実現への機運を高める推進大会が12日、上天草市であり、九州の活性化や災害時の代替ルート確保になるとして、早期実現に向けた事業化への調査・検討の着手を国など関係機関に提言する決議を採択した。
同構想は、八代市の八代外港と上天草市松島町の間約8・8キロをつなぐ橋を建設し、車で約10分で結ぶ。
大会は県や県南18市町村、経済団体の代表らで2月に発足した建設促進協議会(会長・蒲島郁夫知事)が初めて開き、松島総合センター「アロマ」に官民から約150人が集まった。

蒲島知事はあいさつで、八代・天草シーラインが7月に策定された国の九州地方新広域道路交通計画で構想路線に位置付けられたことなどを踏まえ、「県が主体となり、構想の目的や必要性を国に訴え、実現に向けて取り組む」と強調。
来賓の金子恭之総務相衆院熊本4区)は「計画路線への格上げに一日も早くしていくことが重要。
官民挙げて頑張ろう」と述べた。
県交通政策課によると、来年2月、この日の決議内容を基にした要望活動を国土交通省に行う方針。
大会では、熊本大くまもと水循環・減災研究教育センターの円山琢也准教授が「シーラインと地域の未来」と題して講演したほか、地元の民間期成会の代表ら2人が意見発表で熱意と期待をアピールした。(松冨浩之)

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