masami71の日記

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感染性胃腸炎、今冬の最多626人 熊本県感染症情報

感染性胃腸炎、今冬の最多626人 熊本県感染症情報
熊本日日新聞 | 2022年01月05日 19:48

昨年12月20~26日の熊本県感染症情報によると、感染性胃腸炎の患者626人が県内50定点の医療機関から報告され、今冬最多を更新した。
県健康危機管理課は「例年、この時期に感染のピークを迎えている」として注意を呼び掛けている。

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同課によると、報告数は前週より149人増えた。
1定点当たりの報告数は12・52人で、11保健所別では有明(22・20人)、菊池(20・80人)で警報レベル(20人以上)を超えている。
5歳以下が全体の約7割を占めており、保育園や幼稚園などでの集団感染も報告されているという。
原因の多くはウイルスで、特にノロウイルスは感染力が強く、少量でも発症するのが特徴。
同課は予防策としてせっけんを使った丁寧な手洗いや食品の十分な加熱を挙げている。
感染者の便や嘔吐[おうと]物には大量のウイルスが含まれるため、掃除をする際には使い捨ての手袋やエプロン、マスクを着用するなど十分注意するよう呼び掛けている。
50定点報告は、ほかにRSウイルス感染症105人(前週比14人増)、手足口病79人(20人減)。
全数報告分は侵襲性肺炎球菌感染症と百日ぜきが各2人、カルバペネム耐性腸内細菌感染症と梅毒が各1人だった。
(山口尚久)