01月07日 18時01分
熊本県内では、７日新たに３１人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表されました。
新たに感染が確認されたのは熊本市が１４人、宇土市４人、八代市３人、菊池市と氷川町がそれぞれ２人、荒尾市、西原村菊陽町、山都町、御船町がそれぞれ１人、また、福岡県大牟田市から県内を訪れていた１人の合わせて３１人です。
１日の感染者の発表が３０人を超えるのは去年９月２２日以来、およそ３か月半ぶりです。
重症の人はいないということです。
県内の感染者数は、延べ１万４４５７人となりました。
一方、県内では、７日初めてオミクロン株への感染事例が確認されましたが、県と熊本市はこのほかにも
１８人のオミクロン株への感染が疑われるとして、詳しい解析を進めています。
熊本市は２０代の男性が新型コロナウイルスのオミクロン株に感染したと発表しました。
県内でオミクロン株の感染者が確認されるのは初めてです。
感染が確認されたのは、熊本市中央区に住む２０代の男性会社員です。
熊本市によりますと、男性は年末から今月２日にかけて東京や大阪、広島を訪れていて、今月３日になって発熱や咳の症状が出たことから、熊本市内の医療機関で受診し、新型コロナの陽性と判明していました。
男性は現在、市内の病院に入院していますが軽症だということです。
また男性の濃厚接触者６人のうち、１人は熊本市在住ですが陰性が確認されています。
市は、発症時期などから男性が県外で感染したとみていて「熊本市内で市中感染した可能性はない」としています。
