masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

住職が見つけたのは、白いタヌキ!?【熊本】

2022年1月17日 19:05 現在

ゲツキンではこれまで「白い蛇」や「白いスッポン」など縁起が良い、とされる「白い」動物をお伝えしてきました。今回は視聴者から情報が寄せられたある「白い動物」です。

f:id:masami71:20220118210327j:plain

これは16日、熊本市北区で撮影された映像です。
尻尾が長く、体は真っ白。

撮影したのは平等寺の住職蠣原さん。
発見場所は穴の辺り。
「友人とお参りに行っていたところ、猫みたいなものが見えて」(平等寺・蠣原法勝住職)
近づいてみると・・・。
「犬でも猫でもない猪でもない、『たぬき』というのが私の中で。あっ、これは白いたぬきだ。珍しいやつだと」(平等寺・蠣原法勝住職)
16日もこの穴から出てきたということで、その姿を捉えようと取材班も張り込み開始。
しかし・・残念ながら17日は姿を現すことはありませんでした。
果たしてこの動物の正体は何なのか。
熊本博物館学芸員の清水さんに動画を見ていただきました。
「これは、タヌキに間違いないですね。珍しいですよ。というのは白い個体は生まれること自体は珍しくない。
(しかし)これだけ大きく成長しているということが珍しい」(熊本博物館・清水稔学芸員

白い個体は周りの個体からいじめられたり、色が目立ち外敵から狙われやすいため、ここまで大きくなるのは珍しいということです。しかし、気になる点も・・・
「腰の辺りに見られるのこれおそらく『疥癬(かいせん)』ですね」(熊本博物館・清水稔学芸員
疥癬(かいせん)とは、ヒゼンダニが媒介する皮膚病で毛が抜け、冬の寒さに耐えられないなど命の危険性があるといいます。
蠣原さんは今後、保護施設などと相談しながら今後保護するかどうかを決めるということです。

RKK熊本放送