「春の息吹感じて」 新春恒例、ＪＡ植木まつり開幕 合志市の県農業公園
熊本日日新聞 | 2022年01月22日 13:08
ＪＡ植木まつりで樹木や花々を見て回る家族連れら＝合志市
新春恒例の「ＪＡ植木まつり」が２２日、熊本県合志市栄の県農業公園カントリーパークで開幕した。
広大な会場に多彩な樹木や花々が並び、家族連れらが楽しんだ。２月２１日まで。
ＪＡ熊本経済連と県内１０ＪＡの主催で、新型コロナウイルスの影響で２年ぶりに開いた。
約２万平方メートルに２３１区画が出店。生産者らがツバキやマツなどの庭木や果樹、花の苗のほか、各ＪＡの農産加工品も販売している。
感染拡大防止のため開会式は規模を縮小。経済連の丁道夫会長は「昨年の中止は断腸の思いだった。
今年は会場で春の息吹を感じてほしい」と話した。
冷え込む中、開場前には愛好家らの列も。訪れた人々は生産者と話しながら植木を選んだり、ＪＡの特産品を味わったりして過ごした。
ブドウやレモンなどの果樹を購入した本嶋福憲さん（７９）＝宇城市＝は「早く来たかった。
手入れに時間は掛かるが、楽しんでやっている」と話した。
期間中は入場無料。午前９時～午後４時。（深川杏樹）
