02月04日 21時20分
熊本県では、４日、新たに９１６人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表がありました。
先週の金曜日と比べると２０１人少なくなりました。
一方、県は３日発表があった感染者１人をダブルカウントしていたとしてその分を累計から除き、県内の感染者は延べ３万２２６４人となっています。
また、感染が確認されていずれも医療機関に入院していた９０代の男女と８０代の女性の合わせて３人が死亡し、県内でなくなった人は１５５人となりました。
県内では、４日、保育所や高齢者施設、病院などで合わせて４件のクラスターが発生したと発表がありました。
それによりますと、熊本市北区の保育所で園児と職員合わせて５人、熊本市南区の介護老人保健施設で利用者と職員合わせて１６人、熊本市東区の有料老人ホームで入所者と職員合わせて６人、天草市の医療法人「天草病院」で職員と入院者合わせて８人の感染が確認されているということです。
４日発表があった新規感染者を市町村別にみますと、熊本市が４８７人と最も多く、次いで、八代市が７２人、菊池市が４１、合志市３３人、宇城市が３１人、宇土市が２９人、天草市、山鹿市、菊陽町がそれぞれ２２人、玉名市が２１人、益城町が２０人、人吉市と大津町がそれぞれ１２人、嘉島町が１０人、荒尾市が９人、西原村が７人、和水町と甲佐町がそれぞれ６人、錦町と南阿蘇村がそれぞれ５人、上天草市、長洲町、山江村がそれぞれ４人、阿蘇市、御船町、芦北町、小国町がそれぞれ３人、美里町、氷川町、多良木町山都町、苓北町がそれぞれ２人、南関町、あさぎり町がそれぞれ１人、それに神奈川県、茨城県、福岡県から県内を訪れていた人が合わせて８人となっています。
年代別では、１０歳未満が１５６人、１０代が１１０人、２０代が１１７人、３０代が１４２人、４０代が１３０人、５０代が６６人、６０代が６７人、７０代が５９人、８０代が４６人、９０代が２３人で、３０代までが全体の
５７％を占めています。
リスクレベルを判定する際の指標となる「最大確保病床使用率」は４日午前１０時時点で、県全体で６４.４％、熊本市では８４.７％となっています。
また、現在提供されている重症者用の病床の使用率は県全体で１９.１％、熊本市で４０％となっています。
一方、県内の療養者は３日時点で合わせて９２９９人で、このうち自宅療養者は６２７３人となっています。
