03月14日 16時57分
熊本県では、14日新たに421人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表がありました。
県内の累計の感染者数は、延べ5万7258人となりました。
また、いずれも入院中だった熊本市の80代の男性と宇城市の80代の女性それに八代保健所管内の90代の女性の合わせて3人が死亡し、熊本県で陽性となって亡くなった人は258人となりました。
14日の新規感染者を市町村別で見ますと、熊本市が最も多く239人、次いで八代市が32人、益城町が17人、宇城市が16人、玉名市と菊陽町がそれぞれ14人、阿蘇市と合志市がそれぞれ12人、山鹿市が8人、甲佐町が7人、大津町が6人、菊池市と高森町がそれぞれ5人、荒尾市、宇土市、上天草市、人吉市、御船町、氷川町、嘉島町、多良木町がそれぞれ3人、あさぎり町が2人、和水町、山都町、津奈木町、芦北町、小国町、長洲町、球磨村がそれぞれ1人、それに鹿児島県から県内を訪れていた人が1人でした。
また年代別に見ますと、10歳未満が108人、10代が91人、20代が33人、30代が63人、40代が64人、50代が27人、60代が11人、70代が11人、80代が9人、90代が4人となっていて、30代までが全体の70%を占めています。
リスクレベルを判断する指標となる「最大確保病床使用率」は、14日午前10時時点で県全体で39.8%、熊本市では64.4%となっています。
また、現在、提供されている重症者用の病床使用率は県全体で28.3%、熊本市で44%となっています。
県内では14日、新たに保育施設や小学校などで4件のクラスターが発生しました。
熊本市東区の認定子ども園で園児と職員合わせて5人、熊本市北区の麻生田小学校で児童と職員合わせて5人、熊本市北区の医療機関で患者と職員合わせて6人、それに御船保健所管内の保育施設で園児と職員合わせて8人の感染が確認されているということです。