熊本県内最大のナシの産地、荒尾市で花に花粉をつける授粉作業が行われている。
満開に咲くナシの花。ジャンボ梨として知られる「新高」の花だ。
JAたまな荒尾梨部会では、約100ヘクタールで74人がナシを栽培している。
尾上光洋さんのナシ園では、竹筒に入った花粉を、綿棒で丁寧に授粉させていた。
尾上さんによると、ナシは人の手で授粉させないといい実ができにくいという。
■JAたまな 荒尾梨部会 尾上光洋部会長
「少しでも美味しいナシを荒尾から届けられたら、みなさんに笑顔になっていただけたらと思っています」
授粉作業は1週間ほど続き、出荷は9月下旬から始まる見込み。