masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

折り返し運行開始 熊本市電、市中心部で混雑緩和

朝のラッシュ時、折り返し運行開始 熊本市電、市中心部で混雑緩和、待ち時間短縮図る
熊本日日新聞 | 2022年04月11日 11:22

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熊本市電新水前寺駅前電停で、混雑緩和のため導入された折り返し便に乗り込む利用者=11日午前、同市中央区
熊本市交通局は11日、市電の平日ダイヤを改正し、朝のラッシュ時間帯(午前7時半~8時半)に通勤・通学利用者が多い中心部の一部区間で折り返し運行を始めた。
新水前寺駅前と神水交差点の各電停を始発とする上り便を新たに設け、混雑緩和や待ち時間の短縮を図る。
JR豊肥線に接続する新水前寺駅前では朝のラッシュ時、健軍町方面から中心部に向かう上り便が満員で乗車できない「積み残し」が発生。
この状態を解消するため、上熊本熊本駅方面からの下り便が終点の健軍町まで行かず、途中の新水前寺駅前や神水交差点で折り返す便を計3本新設した。
さらに、新水前寺駅前では出発時刻をJRの到着時刻に近づけたダイヤに改正し、利用者にスムーズな乗り換えを促す。

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折り返し運行スタートとなったこの日の朝、新水前寺駅前では会社員や学生らが空っぽの始発便に次々と乗り込んでいた。
同市中央区の専門学校生(18)は「乗客が多い雨の日はなかなか市電に乗れず、遅刻しそうになることもあった。
良い取り組みですね」と話していた。
市交通局は昨年11月から1カ月間、折り返し便の試験運行を実施。
最も混雑する新水前寺駅前-味噌天神前の乗車率が113%から98%に改善したほか、新水前寺駅前では次の便を待つ利用者数が1便平均8人から3人に減少するなど効果がみられたため、4月のダイヤ改正に合わせて本格導入した。
(久保田尚之)

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