masami71の日記

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熊本城の景観守れるの? 海抜55メートルのビル高さ制限

熊本城の景観守れるの? 海抜55メートルのビル高さ制限、特例で緩和 

市民に懸念の声も
熊本日日新聞 | 2022年05月08日 08:52


海抜55メートルの高さ制限を約5メートル上回る「まちなか再生プロジェクト」の特例第1号ビル(中央左)=6日、熊本市中央区
 規制緩和熊本市中心街の再開発を促進する市の「まちなか再生プロジェクト」に基づき、海抜55メートルの高さ制限を超える特例第1号の複合ビルが4月下旬に完成した。
ほかにオフィスビルとマンションの計3件が特例承認されており、申請は今後も続く見込みだ。
市は熊本城を中心とする景観への影響を事前チェックしているが、市民には「制限がなし崩しになる」と懸念する声もある。

熊本市は2019年、熊本地震で被災した建物の跡地活用や、耐震性が低い古いビルの建て替えを促す再生プロジェクトを開始。
投資の誘導策として、容積率の割り増しや財政支援に加え、市景観計画で定めた高さ制限の例外対象を拡充した。
対象地域は、高さ制限のある市中心部から「熊本城特別地区」を除いた一帯。
災害時の避難に使える公共空間の確保や、ランドマークである熊本城の景観を損なわないなどの条件を満たせば、市景観審議会の審議を経て制限が緩和される。

特例第1号となった中央区新市街の複合ビル「テラス87」は地上12階建てで、高さ制限を約5メートル上回る海抜59・7メートル。
入居するホテルの運営会社幹部は「最上階から熊本城が美しく見える」とアピールする。
特例はほかに、辛島町の日本生命熊本ビル、NTT西日本桜町ビル、南千反畑町のマンションでも承認済み。
いずれも特例上限の海抜73メートル台を予定しており、一帯で最も高さがある市役所本庁舎などと同水準になる。
市は再生プロジェクトで年間10棟程度の建て替えを目指しており、建築物の収益性を高める特例申請は今後も続く見込みだ。