05月13日 12時03分
熊本県天草地方の温暖な気候を生かした特産のびわの出荷が苓北町で始まりました。
熊本県の天草のＪＡれいほくの管内では、６軒の農家がおよそ２.５ヘクタールで長崎早生と、茂木という２つの品種のびわを露地栽培しています。
ことしは今月２日から出荷が始まり、生産農家の坂西庄三さんの作業小屋では、坂西さんの家族が収穫したびわの表面に傷などがないか確かめたあと容器に詰める作業に追われていました。
坂西さんによりますとことしは、実が成長する３月から４月にかけて天候に恵まれたことから味はよく、みずみずしい仕上がりになっているということです。
坂西さんは、「潮風にあたって甘み、食味はどこにも負けないおいしいびわに育ちました。
ぜひ一度は食べてほしいです」と話していました。
びわは、地元のＪＡの選果場に持ち込まれたあと熊本市内に向けて出荷されます。
ＪＡれいほくでは今月末までにおよそ２.５トンの出荷を見込んでいるということです。
