現在の荒尾市出身で、明治から大正時代にかけ辛亥革命を支えた、宮崎滔天ゆかりの菩提樹の花が見ごろを迎えている。
中国原産の菩提樹はシナノキ科の落葉樹で、５月から６月にかけて淡い黄色の花を咲かせる。
荒尾市の宮崎兄弟の生家の庭にある菩提樹は、中国・辛亥革命の中心人物だった孫文を支援した宮崎兄弟の四男・滔天が、現在のタイから日本に持ち帰ったとされている。
花は今が見ごろとなっていて、訪れた人たちは鈴なりに咲く直径１５ミリほどの花を眺めたり写真に収めたりしていた。
■訪れた人
「よかった。見られて」
Ｑなかなか見られない？
「そう、この時期だけだから」
■宮崎兄弟の生家施設ガイド・梶原順花さん
「咲き始めてから散るまでの期間が短いので今週末をメドに見に来ていただけるといいと思います」
菩提樹の花の見ごろは約１週間。６月６日ごろまで楽しめるという。
