masami71の日記

熊本市在住の70歳の年金暮らしです

輸入小麦の価格高騰 『米粉』に注目集まる【熊本】

私たちの食生活に欠かせない『小麦粉』ですが、ロシアのウクライナ侵攻などを受けて輸入小麦の価格が高騰しています。
そんな中、注目されているのが『米粉』です。
『小麦粉』と『米粉』、ふたつの『粉』を巡る動きを取材しました。

熊本市東区の洋菓子店『アントルメ菓樹』です。
ケーキ作りに欠かせない小麦粉だけでなく、バターや包装用の資材なども値上がりし、仕入れコストは去年に比べて2割ほどかさんでいます。
【アントルメ菓樹 オーナーシェフ柴田博信社長ON】
「なかなかうちも商品的に値段を上げたいけど上げられない、ギャップがありますよね。自分の中で葛藤があります」

そもそも、小麦粉の原料である小麦は国内消費のおよそ9割が外国産です。
政府が一括して輸入し製粉メーカーに売り渡しますが、北米での不作やウクライナ侵攻などを受けて価格が高騰しています。
熊本市西区の『熊本製粉』には輸入小麦高騰の一方で輸入に頼らず国内で自給できる『米粉』への問い合わせがこの春から相次ぐようになりました。

【熊本製粉 坂本尊志エリア営業部長代理】
「小麦粉との違いとかパンやお菓子を作ったときに米粉がどのような特徴を持つのか知りたいということでサンプルや試作の要望の問い合わせが増えてきています」

熊本製粉の米粉は主に九州産のコメを使用。
小麦アレルギーに対応した『グルテンフリー』への関心の高まりもあって売り上げは年々、伸びているといいます。
先ほどの『アントルメ菓樹』も早くから米粉に注目していた店の一つ。
米粉ならではの良さを生かした商品開発を約10年前に始めました。

【アントルメ菓樹 オーナーシェフ柴田博信社長ON】
米粉ってなかなか難しいんですよ。膨らむのは小麦粉の方が膨らむし、だけど『しっとり』があるのは米粉の方がしっとりするかなとかですね」
小麦粉と米粉、その違いは水に溶いてみるとよく分かります。
米粉がサラサラとしている一方で小麦粉には粘りが…。
(小麦粉には『グルテン』が含まれるため)

こうした違いから小麦粉は『ふっくら』、米粉は『しっとり』仕上がるそうで、『菓樹』ではロールケーキや焼き菓子などに米粉を使っています。
米粉市場の広がりは国内自給率のアップにつながるとして国もPRに力を入れています。