masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熊本県産アサリの全国出荷再開へ向けた入札会

アサリの産地偽装の問題が明らかになっておよそ4カ月。いよいよ全国出荷に向けて動き始めました。
8日は、今月11日から全国向けに出荷される熊本県内5つの漁協のおよそ17トンのアサリとハマグリ5.4トンが入札にかけられました。
熊本県産のアサリをめぐっては外国産のアサリを県産と偽る産地偽装を撲滅するためQRコードを活用した流通監視システムの導入が進められ、これまで県内と福岡のみで試験的に運用されていました。
県と県漁連はシステムの実用化に目途が立ったとして11日に獲れるアサリから全国向けの出荷を再開します。
8日の入札会では例年よりもおよそ1割高い値がつきましたが、県や県漁連が認証するアサリの認定工場や認証店がまだ少ないことから、指定業者1社が欠席したほかアサリの出荷量を減らすなどの出荷調整が行われました。
いよいよ全国向けの出荷が再開しますが県産アサリの加工・販売を行う認定工場や認証店がまだ少なく一気に全国展開とはいきませんでした。
まずは西日本を中心に出荷を再開します。
これについて県漁連の藤森会長は「慌てて全国展開することで産地偽装の抜け穴を作ってはいけない。慎重に確実に全国にお届けできる体制を整えたい」としています。