masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

日本最小「ハッチョウトンボ」の羽化本格化 上天草市


6/10(金) 8:39
熊本日日新聞
草の先に止まるハッチョウトンボの雄=上天草市
熊本県上天草市姫戸町の白嶽森林公園で、日本最小のトンボとして知られるハッチョウトンボの羽化が本格化。
体長わずか2センチほどの成虫が湿地を飛び回ったり、草に止まったりして元気な姿を見せている。
成熟した雄は体が赤色、雌は虎のようなしま模様が特徴。本州や九州などの浅い湿地に生息し、県内では同公園と人吉球磨地方の一部で確認されている。
個体数の減少で、県は絶滅危惧ⅠA類に分類しており、条例で捕獲を禁じている。
同公園で長年観察を続ける地元ガイドの橋本英治さん(73)によると、今年は1日に成虫を初確認。
例年、6月上旬に羽化のピークを迎えるが、今年は昨年と同様、少し遅れているという。
遊歩道沿いなどの湿地で、8月末ごろまで観察できる。
橋本さんは「数が少なくなっているので、そっと見守ってほしい」と話す。(松冨浩之)