産地偽装問題で止まっていた熊本県産アサリの全国向けの出荷が再開しました。
13日からおよそ4ヵ月ぶりに全国の店頭に並んでいます。
佐賀市のゆめタウン佐賀では11日に熊本市の漁場で水揚げされた熊本県産のアサリがおよそ4ヵ月ぶりに店頭に並びました。
ゆめタウン佐賀 福家秀幸さん
「やっと安心したものを出せるということで、私どもも喜んでおります。お客様には少量ですけど楽しんでもらいたいです」
熊本県産アサリは外国産が熊本県産として流通したことを受け、熊本県が2月に出荷を停止、QRコードを使って水揚げした日や場所など流通履歴を確認できる熊本モデルを導入し、4月から熊本県内と福岡県に限り試験的に出荷していました。
熊本モデル導入の販売協力店は10日時点で589店。
今のところ熊本県外店舗の大半は九州と中国地方で、兵庫県や四国の一部が含まれます。
蒲島郁夫 知事
「知事としては少しホッとしています。熊本生まれ熊本育ちのアサリをくまモンマークをつけてマーケットに出すことで、少しずつまた信頼感を取り戻していけるんじゃないかと思います」
熊本県は協力店をさらに募り、関東圏などに販売店舗を拡大したいとしています。
2022/06/13のニュース