熊本日日新聞 | 2022年06月23日 21:32
ベイブレードの全国大会「くまモンカップ」の開催をPRするくまモン＝23日、県庁
熊本県は23日、子どもに人気の現代版ベーゴマ「ベイブレード」の全国大会が熊本市で7月30日に開催されると発表した。
大会名は「くまモンカップ」。キャラクター名を冠した大会は初めてという。
ベイブレードはプラスチックと金属のパーツを組み合わせてできた「けんかゴマ」。
はじき出すようにぶつけ合い、長く回っていた方が勝ちとなる。
タカラトミー（東京）が1999年に発売し、世界約80カ国で累計5億個以上が売れた人気商品。
熊本市での大会は、くまモンが営業活動として同社を訪れた際に打診された。
新型コロナウイルスで影響を受けた子どもたちを元気にする狙いもあるという。
熊本市中央区の県民交流館パレアホールで開催。小学生以上の144人が競う。
同社のホームページから事前の申し込みが必要となる。締め切りは7月3日。参加は無料。
大会では、くまモンがエキシビジョンマッチに臨む予定。
蒲島郁夫知事は、この日の定例記者会見で「くまモンはベイブレードが上手だと聞いている。
応援したい」とエールを送った。（小山智史）
