07月14日 18時27分
おととし７月の記録的な豪雨で、被害を受けた球磨焼酎や県産の食材を使った料理などを販売する「くまもとフェア」が、大阪の百貨店などで行われることになり、１４日関係者が蒲島知事を表敬訪問しました。
「くまもとフェア」はおととしの豪雨災害からの復興支援を目的に、球磨焼酎や県産の食材を使った料理などを大阪・梅田の百貨店やレストランで提供するもので、１１月の開催を予定しています。
これを前に１４日、フェアに協力する大阪の百貨店やレストランの関係者のほか、球磨焼酎の生産者などが蒲島知事を表敬訪問しました。
このなかで人吉市の被災地を視察したという百貨店の担当者は「豪雨から２年たってやっと復興に向けた工事が始まるというような現場を見てきた。そうした人たちの力に少しでもなりたい」と述べました。
これに対し蒲島知事は「大阪市の中心部でこのようなイベントを開催できることをうれしく思う。球磨焼酎はワールド戦略で“球磨川”という名前のついた焼酎もできた」と応じていました。
フェアに参加するグランフロント大阪の山岡大吾さんは「商業施設同士はライバルですが、そういうのを抜きに熊本を応援したいと思っています。大阪の人はおいしいお酒や食べ物が大好きなので、たくさんＰＲしたいです」と話していました。
