「地元のポテチ」よろしく 益城町の湖池屋九州阿蘇工場が宣伝カー披露 稼働開始1周年
熊本日日新聞 | 2022年8月8日 12:30
宣伝カーの出発式で「ポテチでタンタカ」に合わせたダンスを披露する湖池屋九州阿蘇工場の従業員ら＝8日、
益城町
スナック菓子メーカー湖池屋（東京）の九州阿蘇工場（熊本県益城町）は、昨年8月6日の稼働開始から1年を迎えた。
8日、1周年を記念して製作したオリジナルの宣伝カー「ポテチでタンタカー」を現地でお披露目し、出発式を開いた。
「タンタカー」は、大型トラックの車体に看板商品「カラムーチョ」のキャラクター「ヒーおばあちゃん」や熊本城、阿蘇山、天草の海などのイラストを描いた。
八代市出身の歌手八代亜紀さんが歌うオリジナルのポテトチップス応援歌「ポテチでタンタカ」も流れる。
今月から来月にかけて熊本市や福岡市を走る。
出発式で脇淵健二工場長（52）は「九州阿蘇工場の製品をPRしたい。雇用創出による地域活性化だけでなく、多くの人に湖池屋のスナック菓子を食べてもらい、笑顔になってほしい」と話した。
工場は同社の九州初の生産拠点。カラムーチョや、原料、製法にこだわった「プライドポテト」など20～30種類を生産し、九州や中国、四国地方に出荷している。
稼働開始から7日までの生産量は、内容量50～60グラムの袋を中心に約3400万袋という。（山本文子）
