青森県 深浦町 弘前市 鰺ヶ沢町 24時間雨量 観測史上最高
大雨情報 リアルタイムデータ
暗い時間に状況悪化も 前線停滞で記録的大雨のおそれ
今後の見通しです。
東北北部ではこのあとも雨が降り続ける見込みで、10日にかけて、雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
また、新潟県でも10日の明け方以降激しい雨が降る見込みです。
10日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、
▽東北北部で200ミリ、
▽東北南部と新潟県で100ミリと予想されています。
さらに11日夕方までの24時間には、
▽東北北部で100ミリから150ミリ、
▽東北南部と新潟で50ミリから100ミリの雨が降ると予想されています。
前線は今月16日ごろにかけて北日本付近に停滞すると見込まれ、東北の日本海側を中心に警報級の大雨が続き、総雨量が非常に多くなり、災害が発生するおそれがあります。
東北北部ではこのあとも雨が降り続ける見込みで、10日にかけて、雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
また、新潟県でも10日の明け方以降激しい雨が降る見込みです。
10日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、
▽東北北部で200ミリ、
▽東北南部と新潟県で100ミリと予想されています。
さらに11日夕方までの24時間には、
▽東北北部で100ミリから150ミリ、
▽東北南部と新潟で50ミリから100ミリの雨が降ると予想されています。
前線は今月16日ごろにかけて北日本付近に停滞すると見込まれ、東北の日本海側を中心に警報級の大雨が続き、総雨量が非常に多くなり、災害が発生するおそれがあります。
「前線の停滞」なぜ1週間程度も
気象庁は、北日本付近で1週間程度にわたって雨が降り続き、災害のリスクが高まるとしています。
その大きな原因の1つが「前線の停滞」です。
なぜ1週間程度も前線が停滞し続けるのか。
それは、日本の東の太平洋高気圧と日本の北の低気圧がいずれも勢力を保ったままその場にとどまる予想となっているためです。
暖かい空気を伴った高気圧と、寒気を伴った低気圧の間に沿うように前線が停滞する見込みで、その停滞する場所が東北北部など北日本付近と予想されています。
さらに、この前線に向かって太平洋高気圧のふちを回るように暖かく湿った空気が流れ込み続ける見込みです。
このため気象庁は、東北の日本海側など前線の周辺では雨量が多くなり、先週のような大雨が降ってもおかしくない状況だとして、警戒を呼びかけています。
その大きな原因の1つが「前線の停滞」です。
なぜ1週間程度も前線が停滞し続けるのか。
それは、日本の東の太平洋高気圧と日本の北の低気圧がいずれも勢力を保ったままその場にとどまる予想となっているためです。
暖かい空気を伴った高気圧と、寒気を伴った低気圧の間に沿うように前線が停滞する見込みで、その停滞する場所が東北北部など北日本付近と予想されています。
さらに、この前線に向かって太平洋高気圧のふちを回るように暖かく湿った空気が流れ込み続ける見込みです。
このため気象庁は、東北の日本海側など前線の周辺では雨量が多くなり、先週のような大雨が降ってもおかしくない状況だとして、警戒を呼びかけています。
「長雨蓄積型」の災害にも警戒必要
東北北部を中心に予想される大雨では、短時間に激しく降る雨による災害に加え、長期間の雨による、いわゆる「長雨蓄積型」の災害にも警戒が必要です。
青森県などでは10日にかけて断続的に雨が強まる見込み
長時間の雨によって引き起こされる「長雨蓄積型」
一方、今回の大雨では長時間の雨によって引き起こされる「長雨蓄積型」の災害にも警戒が必要です。
今回、前線の停滞は今後1週間ほど続き、雨は強弱を繰り返しながら総雨量が多くなる見込みです。
過去にはそれほど強くない雨が長く降り続く状況でも、大きな災害がたびたび起きています。
去年7月に静岡市熱海市で発生した土石流では、1時間に30ミリ以上の激しい雨は観測されていません。
数日にわたって雨が降り続き、結果的に総雨量は389ミリと平年7月1か月分の1.5倍以上に達しました。
2018年の西日本豪雨で土砂災害が相次いで発生した広島県呉市でも、10ミリ前後の雨が降り続き、時折50ミリ以上の非常に激しい雨が降りましたが、ほとんどはふだん経験するような雨でした。
住民も「危機感を持つことが難しかった」と話しています。
青森県や秋田県などでは、これまでの大雨ですでに土砂災害や川の氾濫の危険が高まっています。
今回、前線の停滞は今後1週間ほど続き、雨は強弱を繰り返しながら総雨量が多くなる見込みです。
過去にはそれほど強くない雨が長く降り続く状況でも、大きな災害がたびたび起きています。
去年7月に静岡市熱海市で発生した土石流では、1時間に30ミリ以上の激しい雨は観測されていません。
数日にわたって雨が降り続き、結果的に総雨量は389ミリと平年7月1か月分の1.5倍以上に達しました。
2018年の西日本豪雨で土砂災害が相次いで発生した広島県呉市でも、10ミリ前後の雨が降り続き、時折50ミリ以上の非常に激しい雨が降りましたが、ほとんどはふだん経験するような雨でした。
住民も「危機感を持つことが難しかった」と話しています。
青森県や秋田県などでは、これまでの大雨ですでに土砂災害や川の氾濫の危険が高まっています。