熊本市電の電停で線路の歪みを防ぐ木材の一部が燃える
９日午後熊本市中央区の熊本市電の電停で線路の歪みを防ぐ木材の一部が燃える火事がありました。
９日午後１時前、熊本市中央区新町にある熊本市電・『新町』電停で「市電の枕木から煙が出ている」と消防に通報がありました。
火は線路の歪み防止のために設置されていた木製の『間隔保持材』２本の一部を燃やしおよそ１０分後に消し止められました。
けが人はおらず、市電の運行にも影響はありませんでした。
消防によりますと暑さによって鉄製の線路と木の接触部分が高温になったことが
出火の原因として考えられるということです。
熊本市では最高気温が３５・６度と猛暑日となっています。
【熊本市消防局 西消防署 警防課 堀 成裕 課長】
「（枕木を）設置して３年ということだから今年はあたたかい、猛暑だから、日頃では考えられない現象が起きた」「暑さが要因、暑くなければ起きない」
熊本市交通局によりますと線路の高温が原因とみられる火事は初めてで木製の間隔保持材を鉄製のものに置き換え、対応するということです。
