masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

台風14号 岩手県を進む 北~東日本の各地で断続的に風雨強まる

2022年9月20日 8時54分 

大型の台風14号岩手県を東寄りに進んでいて、北日本や東日本の各地で断続的に雨や風が強まっています。
引き続き暴風や土砂災害などに警戒が必要です。
気象庁によりますと、大型の台風14号は午前9時には岩手県釜石市付近を1時間に75キロの速さで東北東へ進んでいるとみられます。
中心の気圧は985ヘクトパスカル、最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルで、暴風域はありませんが、中心の北西側750キロ以内と南東側650キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

北日本と東日本のほぼ全域が風速15メートル以上の強風域に入って各地で風が強まり、午前8時までの3時間の最大瞬間風速は新潟県佐渡市の弾崎灯台で午前5時半ごろに28.9メートルを観測しました。

東北に加えて台風から離れた関東甲信や北海道でも断続的に雨が強まっています。
午前8時までの1時間には国土交通省が設置した雨量計で岩手県八幡平市で36ミリ、長野県伊那市で32ミリの激しい雨を観測しました。
各地で記録的大雨に列島を縦断した台風14号の影響で西日本の各地で記録的な大雨となり、浸水や崖崩れなどの被害が相次いで確認されています。
宮崎県美郷町南郷では今月15日の降り始めからの雨量が985ミリに達したほか、広島県廿日市市津田では19日午後3時半までの24時間に降った雨の量が369ミリと観測史上最も多くなりました。
これまでの雨で鳥取県では土砂災害の危険性が非常に高まり「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
山口県では、氾濫の危険性が非常に高い「氾濫危険水位」を超えている川があります。
きょう昼すぎまでに温帯低気圧に変わる見込み今後の見通しです。
台風は20日昼すぎまでに温帯低気圧に変わる見込みですが、東日本と北日本では20日夕方にかけて激しい雨が降り、局地的には1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。