masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

来年の干支『ウサギ』の置き物作り(熊本)



来年の干支『ウサギ』の置き物作りが天草郡苓北町の窯元で始まっています。
苓北町にある内田皿山焼では、毎年、天草陶石を使った白磁で干支の置き物を作っています。
天草陶石を液状に溶かして型に流し込み、1時間ほど乾燥させたあと取り出して表面をきれいに磨きます。
その後、900度の温度で10時間ほど素焼きしたら、一つ一つ、丁寧に手作業で絵付けします。
そして、光沢が出る釉薬を付け1300度の温度で18時間ほど本焼き。
今年は淡いピンクの釉薬も使い、白磁を生かした白いウサギとピンクのウサギができました。
木山健太郎社長は「ウサギは跳ねるため、その年は景気が良くなるといわれているので、来年は天草の業界も
景気が上向きになってほしい」と話していました。
干支の置き物は11月中旬から熊本市内のデパートや伝統工芸館などにも出荷されます。