11月26日 18時49分
熊本城の天守閣で行われている特別公開の入園者数が２６日１００万人となり、セレモニーが開かれました。
６年前の熊本地震で大きな被害を受けた熊本城は天守閣の復旧工事が終わり、去年６月から内部が特別公開されていて、１年半近くがたった２６日、入園者数が１００万人となりました。
１００万人目となったのは、ことし熊本市北区に引っ越してきた会社員の福島章太郎さん（３１）の家族です。
福島さん一家は、熊本城のＰＲ活動を行っている武将隊の１人「加藤清正」から熊本城の歴史や石垣の特徴などについて説明を受けながら、天守閣に向かいました。
このあと、天守閣前の広場では１００万人の達成を祝うセレモニーが開かれ、福島さんが家族でくす玉を割ったあと、１００万人目の入園者であることを示す認定証や１年間無料で入園できるパスポートなどが贈られました。
福島さんは「熊本城は近くで見たらとても大きかったです。１００万人目の来場者となり驚きましたが、とてもうれしいです」と話していました。
妻の由乃さん（３０）は「家族みんなで初めて熊本城に観光に来て、よい思い出になると思います」と話していました。
