masami71の日記

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かんきつ新品種「ゆうばれ」初出荷 熊本の新たな看板フルーツに

かんきつ新品種「ゆうばれ」初出荷 熊本の新たな看板フルーツに 県が15年かけ開発
熊本日日新聞 | 2023年1月12日 08:54

JAたまな中央みかん選果場であった「ゆうばれ」の初出荷セレモニー=玉名市
熊本県が開発したかんきつの新品種「ゆうばれ」が11日、玉名市のJAたまな中央みかん選果場から初出荷された。
果汁の多さや強い甘み、滑らかで赤みがある果皮が特徴。熊本の新たな看板フルーツになると期待を集めている。
ゆうばれは、県農業研究センターが開発し、2019年に「熊本EC12」として品種登録した。1個200グラム程度で丸みがある。
12月ごろが収穫期で現在、天草や玉名、芦北地域などの6ヘクタールで栽培している。
24年産から本格出荷される見込み。
JA熊本果実連が、熊本の「熊[ゆう]」と鮮やかな「夕日」をイメージし、「ゆうばれ」の名称で昨年、商標登録した。
同果実連が新品種を商標登録し、ブランドとして販売するのは「デコポン」以来32年ぶり。
県農研センター果樹研究所の山部秀敏所長は「約15年かけて開発した新品種。
安定出荷に向け、さらに栽培技術の研究を進めたい」と話した。
初出荷だった同日は、約5トンを東京や大阪、県内の市場へ送った。
県内では、13日に鶴屋百貨店熊本市中央区)やイオンモール熊本(嘉島町)などで店頭に並ぶ予定。(丸山伸太郎)