masami71の日記

熊本市在住の68歳の年金暮らしです

落合恵子さんの絵本の時間は「賢者のおくりもの」

今朝の落合恵子さんの絵本の時間は「賢者のおくりもの」でした。
絵本よりも短編小説で有名だと思ってました。
作: オー・ヘンリー 絵: リスベート・ツヴェルガー
訳: 矢川 澄子 出版社: 冨山房
「賢者の贈り物」(けんじゃのおくりもの)(原題:The Gift of the Magi)は、オー・ヘンリーの代表作となった短編小説。
新約聖書の、東方の聖者がキリストの誕生を贈り物を持って祝いに来たエピソードを下敷きに、贈り物をめぐる行き違いを描いた物語。
クリスマス劇の演目としても人気が高く、皮肉だが暖かい結末は非常に知名度が高い。
1ドル87セント。 それで全部。 しかもそのうち60セントは小銭でした。
小銭は一回の買い物につき一枚か二枚づつ浮かせたものです。
と始まる物語です。
若くして夫婦になったジムとデラは、貧しくも互いを愛して暮らしていました。
ジムの宝物は祖父から父へと代々伝わる金の時計、デラの宝物はその美しい髪の毛でした。
クリスマスの前日、デラはそれまで生活を切り詰めてきたにもかかわらず愛する夫にプレゼントを買うだけのお金がないことを嘆き、自慢の美しい髪を切ってかつら屋に売ってしまいます。
ジムへの贈り物を買うのに1ドル87セントしかないなんて。 大切なジムなのに。
20ドルでかつら屋さんに、非常に大事にしてる髪を売りました。
そしてそのお金で、ジムにぴったりのプレゼント −金の時計につける21ドルのプラチナの鎖− を買ったのでした。
ジムは家に帰ると、デラの姿を見て・・・怒りでも、驚きでも、不満でも、恐怖でもない、複雑な表情をしました。
ジムがデラに用意したプレゼントは、デラがあこがれていた、美しいくしだったのです。
そのくしがとかすべき美しい髪はもはやありません。
それでもデラは感激し、ジムにプレゼント−金の時計につけるプラチナの鎖−を渡します。
ところがジムは、デラにくしをプレゼントするために、自慢の金の時計を売ってしまっていたのでした。

心が洗われる、素敵なお話です。
あらすじを聞いただけでも素敵だと思ってしまいますが、練りこまれた文章とツヴェルガーの細やかな挿絵がさらに素敵です。
「1ドル87セント。それですべてでした。」という書き出しではじまり、最初のページには絵がありません。
漢字交じり(ふりがなつき)の長い文章ですので、お話を読みこなせるようになってからがよいでしょう。
むしろ大人に読んでほしい作品です。