masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

高1女子“いじめ自殺”ではないとは信じられない

きょうの熊本市は午前中は曇り空でお昼から晴れ時々曇りでした。
けさの最低気温は熊本市で1.6度で、最高気温は15.4度でした。
県内の最低気温、菊池で氷点下0.6度、人吉市で0.8度で、南小国で氷点下2.8度、阿蘇乙姫で氷点下4.0度でした。
さて、3年前の高1女子の自殺はいじめでなく、寮の上下関係で悩んだものと判断したとのことですけど、学校は自殺の原因をいじめと認めたくないように感じます。
それに学校が設置した調査委員会では、公正中立性は保てません。
まして学校長が当初委員長ならなおのことです。
いじめでなく、無理やりうつ病になり自殺したと捻じ曲げてるように感じます。
しかも、1回でなく4回もいじめに合えば、高1の女の子が平然とされる訳がありません。
最初から学校に調査委員会を置くのでなく、まったく独立した調査委員会を置くべきです。
それも最低二人の女性調査委員を置くべきです。
校長は自殺の原因はいじめとは絶対認めたくないはずです。
しかも、たった30人から聞き取りをした、というのも腑に落ちません。
もっと大規模なアンケート調査をするべきでした。
そもそも、3年も経っての今頃でしょう。証拠隠滅みたいです。
3年前、熊本市の県立高校に通う女子生徒が自殺した問題を受けて、学校が設置した調査委員会は「いじめが自殺に直接的な影響を与えたとは認めがたい」とする報告書を26日遺族に手渡しました。
3年前の平成25年8月、熊本市の県立高校の1年生で学校の寮で生活していた当時15歳の女子生徒が、帰省していた自宅で自殺しました。
教育委員会はおととし10月、ほかの生徒からいじめにあたる行為があったことを認め、学校側は、自殺との因果関係を調べるため弁護士など外部の専門家と、校長などのあわせて5人でつくる調査委員会を設けました。
調査委員会はこれまで教諭や生徒などあわせて30人から聞き取りを行うなどして調査結果を報告書にまとめ、26日遺族に手渡しました。
報告書では、スマートフォンの無料通話アプリ「LINE」で寮の仲間から悪口や、危害を加えると脅す書き込みがされたほか、私物を隠されたり、容姿を笑われたりするなど5つの行為についていじめと認定しています。
一方、夏休みが終われば寮に戻らなくてはならないという強い心的ストレスにさらされ、その絶望感から「うつの状態」に陥り、その後、なんらかの理由で自殺に至った可能性が高いとして「いじめが自殺に直接的な影響を与えたとは認めがたい」と結論づけました。
調査委員会の委員長を務める崇城大学の園部博範准教授は、「いじめは、女子生徒が『うつの状態』になった要因のひとつかもしれないが、それ以上に上下関係の厳しさなど寮生活になじめず、苦痛に感じていたと考えられ、いじめがなくても自殺に至った可能性がある」と説明しました。
女子生徒が通っていた県立高校の校長が調査委員会の記者会見に同席し、「2年半という長い時間がかかってしまい遺族には大変申し訳ない」と述べました。
報告書では学校の対応についても教職員の間で情報共有が不十分だったほか、女子生徒の自殺について遺族側が早い段階で公表してもかまわないとしていたのに公表しなかかったために生徒への聞き取りも十分に行えず、詳しい調査ができなかったと指摘しています。
これについて校長は、「もっと早い段階で事実を公表して調査を開始すべきだったと反省している。また、女子生徒から相談があったことが校長の私まで共有されなかった。チームとして動いていかなければならなかったと考えている」と話しました。
報告書を受けて女子生徒の母親も記者会見を開きました。
母親は、「報告書では寮生活になじめなかった娘本人や、寮を辞めさせなかったする私たち家族に、自殺の責任があったように書かれていて、納得できる内容ではない。
いじめの問題があやふやにされているように感じる」と述べました。
そのうえで「単なるけんかではなく、1対複数の構図の中で起こったいじめである点を訴えてきたが、うやむやにされ、非常につらいです」と訴えました。
また、遺族の弁護士は、「調査委員会の公正性に疑問がある。全員を第三者にしてほしいと再三申し入れたが受け入れられなかった。
遺族が報告書を受け入れられないのも当然だ」と指摘し、今後、県に対して第三者委員会の設置を要望することも検討するということです。