masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

台風21号は温帯低気圧に 暴風や土砂災害など警戒を

10月23日 18時00分
超大型の台風21号は、23日午後、温帯低気圧に変わりましたが、北日本では24日未明にかけて非常に強い風が吹くおそれがあります。

気象庁によりますと、超大型の台風21号は、23日未明に静岡県に上陸して関東地方を通過したあと、午後3時に北海道の東の海上温帯低気圧に変わりました。
近畿や東海、北陸などの各地で記録的な大雨となり、和歌山県新宮市では23日午前0時すぎまでの48時間の雨量がおよそ890ミリと統計を取り始めてから最も多くなりました。


低気圧は次第に離れる見込みですが、東北では23日夜遅くにかけて、北海道では24日の未明にかけて、非常に強い風が吹くおそれがあります。
最大風速は、▽北海道で28メートル、▽東北で20メートル、最大瞬間風速は30メートルから40メートルに達すると予想され、北日本や関東、北陸、近畿などの海上では大しけが続く見込みです。
また、北海道では寒気が流れ込んでいる影響で内陸を中心に雪が降っていて、24日にかけて降り続く見込みです。
気象庁は、北日本を中心に暴風や高波、高潮に警戒し、大雨となった地域では土砂災害や川の増水などに警戒するとともに、北海道では雪による交通への影響や停電などにも十分注意するよう呼びかけています。

各地で記録的大雨に統計を取り始めてから初めて超大型の台風として日本に上陸した台風21号の影響で、広い範囲で雨が降り続き、近畿や東海、北陸などの各地で記録的な大雨となりました。
このうち和歌山県では、22日の午後を中心に非常に激しい雨が降り続き、新宮市では23日午前0時すぎまでの48時間の雨量が888.5ミリと、6年前の紀伊半島豪雨のときを上回り、統計を取り始めてから最も多くなったほか、浸水被害が起きた紀の川市の観測点でも、23日午前3時までの48時間に降った雨の量が、統計を取り始めてから最も多い342.5ミリに達しました。

このほか、奈良市や大阪・堺市京都府舞鶴市福井県越前市、それに愛知県の中部空港などでも24時間の雨量が200ミリ前後に達するなど、24時間の雨量が統計を取り始めてから最も多くなった気象庁の観測点は、近畿や海、北陸などの36地点、48時間の雨量で26地点に上りました。